もみじ大根でロシアの伝統料理、ボルシチを作ってみた
もみじ大根というものを買ってみたところ、切り口が予想以上に鮮やかな赤だった。
見た目があまりにもビーツなので、試しにロシアの伝統料理、ボルシチを作ってみた。
今回はこちらのレシピを参考に。
※ビーツをもみじ大根に、牛肉を豚肉にするなど諸々調整した。またレシピには載っていなかったが漠然とした不安を紛らわすためについコンソメを2つほど入れてしまった。
千切りにしたもみじ大根、たまねぎ、人参、赤パプリカ、トマトを炒めているところ。
スペアリブ肉でとったスープと炒めた野菜をあわせて30分ほど煮込んで、できあがり。
さっそく試食してみたところ、とても美味しかった。まさか大根が入っているとは思えない洋風の味わい。トマトの味が強く、見た目よりさっぱりしている。途中から、わずかに添えたサワークリームを溶かすとぐっとスープの深みが増して、最後まで飽きずに食べられる。うん、これは成功なのではないだろうか。まあ強いて問題点を挙げるとすれば、ブイヤベースを作ったときと同様、私が正規のボルシチがどんな味かよく知らないということだ。料理している途中で気が付いた。何度味見をしても正解なのか不正解なのかさっぱりわからなかった。そこで最終的には自分に負けてコンソメを入れてしまった。コンソメは裏切らない。後悔はしていない。
平和を祈っています。