お金で余裕が買える


どうしたことかこのところ疲れ気味で、夕飯が終わってからの記憶がぷつっと途切れて、気付いたらリビングのソファで1人で寝てた、というようなことがしばしば起きるのです。働くお母さんはほんとに体力勝負だなぁと痛感します。フルタイムでテレビ局で働くママ友達は、夜に子どもたちにご飯を食べさせにいったん家に帰って、そのあとでまた会社に仕事しに戻ったりする、と言っていました。自分が舵を切って進める仕事や、責任を持ってやる仕事は物凄くやりがいがある一方で、半端な関わり方ではいられないのでどうしても家庭とのバランス調整が難しくなってしまいます。働きながらの子育てって、色々な無理がベースにある。。
そんな中で少しの余裕をもたらしてくれるものって、生々しい話ではありますが、やっぱりお金だなぁと思います。
足が棒のようだ、というときにちょっと贅沢してタクシーに乗れること、帰宅が遅くなったときに外食したりデリバリーを頼んだりできること、シッターさんを雇うこと。時間的な余裕、肉体的、精神的な余裕はお金で買えるのですね。
お金を稼ぐために働いているけれども、働いて稼いだお金は働くための余裕を買うことに費やされるという見事な循環型社会、美しい形です。


話は変わって、数日前から泊まりにきていた岐阜美人の友人が今日、私が仕事に行っている間に静かに帰っていきました。
帰宅すると、キッチンにはボンゴレパスタのソースが出来上がっており、コンロには水をはったお鍋がセッティングされており、仕上がったパスタを盛り付けるお皿がテーブルの上に出されていました。

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友人に導かれるままにパスタを茹でるだけ茹でて、ボンゴレパスタを夕飯にしました。

友人の優しさが私に余裕をもたらしてくれ、大変ありがたいなぁと、しみじみとした気持ちでパスタを味わいました。