言霊を信じているのに口癖が絶望的
自己受容が大事らしい、とは言ったものの私の口癖は「もうだめだ〜」なのである。1年365日満身創痍。自虐キャラは今時流行らないから触れてこなかっただけでふとした瞬間、「もうだめだ〜」と情けない顔して言うと落ち着くのである。
しかし一方で言霊というものは確かにあると信じている。信じている、というより、最初はお飾りに過ぎなかった言葉に、どんどん現実が引き寄せられていくのを実際に見たことがことがあるのだ。特に人の心持ちなんかは、繰り返し触れる言葉によって簡単に左右される。人の口から発せられた言葉が日増しにどんどん膨らみ、果ては人を飲み込む、支配する、そんな様子を見たことがある。
またこんな話とは別に、いつかどこかで聞いたところによると、長者番付常連のとある経営者の口癖は「ツイてる!」だという。日に何度も「ツイてる!ツイてる!」と言うらしい。言霊で運を引き寄せれば大富豪にもなれるのだ。。!
だから、何があったわけでもないのに「もうだめだ〜」なんて言い続けていては本当にもうだめな局面を迎えてしまう。これではよくないと、ここ最近はなるべくこの口癖を直すように努めている。「もうだめだ〜」とつい言ってしまったときには、「いやそんなことはない」と直ちに打ち消す。ため息を一つつくと幸せが逃げていくから、はぁ。。と吐いたらすぐに吸い込め、というあの方式だ。こんな自分は実際ちょっと気持ち悪いが、口癖が治るまでのしばらくの間はやむを得まい。言霊に食われないためだ。
しかし、そうは言ってもやっぱり今日も言ってしまった。
お風呂で、目をつぶって、髪を洗っているときに。周りが見えないのでつい、過去のどうでもいい恥ずかしいこととか、未来への不安とか、昨日の記事にめちゃくちゃはてブが付いたこととか、危うく色々押し寄せてきそうになって、「もうだめだ〜」と呟いたら心からほっとした。しかし、湯船に浸かっていた8歳の娘がそれをしっかりと聞いていた。
「なに?!なに今の漫画のワンシーンみたいな独り言!!なにがもうダメなの?!教えて!!漫画的にはやっぱり恋愛…でも現実路線だと金(カネ)…?!」
金って。
その後やむを得ず私の「もうだめだ〜」の中身を漠然としたまま伝える羽目になったものの、一通り話終わる頃には娘はお風呂の中での水遊びに夢中になっており全く聞いていないのだった。
ところでこれは先日焼いたエピ。
ベーコンがなかったのでハムを巻いた。またジョエルロブションのパン屋さんで食べたエピにはベーコンと一緒に粒マスタードが塗られていて、これはいいなと思い私も粒マスタードを塗ってみた。意外にも子供に好評であった。
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