娘の好きな男性のタイプを聞いて震えた

娘がお腹の中にいた頃、当時3歳だった長男に、生まれてくる赤ちゃんはどんな名前にしようかねえと聞いた。長男は少し考えて、「いい夢をたくさん見るように、″夢見″がいい」と言った。夢見。とても素敵な名前だ。兄となる幼い長男がまだ見ぬ妹に、いい夢をたくさん見て欲しいと願う優しい気持ちを持っていることにぐっときた。しかし一方で大人になると夢ばかり見てるわけにもいかない事情も少なからず出てくるもの。地に足をつけることも忘れないでいてほしいという思いもあり、″夢見″は娘の、胎児のときだけの呼び名になった。

あれから8年、かつて夢見と呼ばれた少女は、自分がそう呼ばれていたことを知ってか知らずか、その名に恥じることなく立派にメルヘンの中で生きている。趣味は読書と鼻歌、将来の夢はパティシエ、休みの度に森に行きたがる(動物達に会えるから)。たまに魔法を使う練習をする。きっと好きだろうと、名作『サウンドオブミュージック』を観せたらやっぱり好きだった。彼女は間違いなく夢見。

ある日、そんな彼女の理想の男性のタイプが坂上忍とのび太のパパだと聞き母は震えた。
 
なぜプリンセス願望はあるのに王子様が理想のタイプじゃないのかと問うと、だって王子様っぽいイケメンってなんか見ててこっぱずかしいもぉん、と。「だいたいテレビではみんな合コンでイケメンに出会ってるけどイケメンって絶対そのあと陰口言って人間的に信用できないしやっぱりごく普通のお父さんタイプの人が私は好き!」興奮しながらまくし立てる娘に、念のためなんの番組を見たのかと尋ねると、世界仰天ニュースということだった。

夢見がちではありながら、肝心なところではある意味必要以上にドライに現実を見据えている娘。よくここまで頼もしく育ってくれたと、熱い思いがこみ上げてくる。

(それにしても坂上忍。。)
 

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一方これは今日焼いた食パン。
1.5斤型しか持っていないのに見切り発車で1斤の分量で作ってしまって、しょうがなくそのまま焼いたらこれはこれで妙に愛嬌がある。少しのイーストで、ゆっくり発酵パン、という以下の本を参考に、使ったイーストは小さじ1/4。時間をかければ少しでも膨らむということがわかった。
少しのイーストでゆっくり発酵パン?こんな方法があったんだ。おいしさ再発見!

少しのイーストでゆっくり発酵パン?こんな方法があったんだ。おいしさ再発見!