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夫婦の皆さん、なるべくセックスはした方がいいと思います。

私がまだ独身で恋人も長くいなかった時期、一週間にする自慰行為の回数を訊いてくる人間など、ほとんどいなかった。特定のパートナーと法的に結婚した今、一週間にするセックスの回数を訊くような質問を投げかけてくる人が、とても増えたように感じる。…<中略>…世間では「独身女子に性の質問は失礼/既婚者になら何でも訊いてよし」という不文律でもあるらしい。 嫁は萌えているか?――いつか誰かに聞いた結婚の話 (10) 不躾なモテない質問、美しく燃える銛の女 | マイナビニュース

 

誠に申し訳ありませんでした。

ママ友同士の飲み会でこの手の話題について真っ先に切り込む切込隊長は大体私であった過去を猛省いたしました。

 

……しかし少しだけ弁明させていただくと、以前も書いた様に私の属するいくつかのママコミュニティで私は往々にして若手であり、その場にいる複数の先輩ママ達がどうしてもこの話しをしたくてうずうずしている場合なんかに、“おい若手、何も知らない顔で切り出せ!早く!今だ!切り込め!”という無言の圧をかけてくるのでやむを得ず、どうしてもやむを得ず、「……で、どのくらい?」という形で口火を切るのだ。なのでどうかひとつこれに関しては私の意思というよりもその場の意思という風にご理解ください。

 

実際のところ、私がターゲットとしているヒアリング対象は既婚者の中でも小学生、あるいは中学生を持つ母親達。結婚して5年、10年、もしくはそれ以上経過し、結婚式の記憶もカラーからセピア色に変わりつつある女性達。誤解を恐れずに言うと、彼女達の多くは、身近な友人夫婦がぶっちゃけどれくらいの頻度でセックスしてるか大いに関心を持っている。なぜなら自分たち夫婦のセックスについて、結構みんな深刻な悩みを抱えているからだ。

 

悩みの内容は様々。けれども最も多いと感じるのは、1人目の子供が生まれてからのセックスレス問題。結構な夫婦が、子供の寝てる横じゃちょっと……という戸惑いをきっかけで疎遠になっている。目下子供を育てるために最適化されている女性の体と思考を、そのときだけ新たな子づくりに最適化するというのもまた高いハードルとなっている模様。

ある知人夫婦はどうしても2人目の子供が欲しかったのだが、あまりにも長らくご無沙汰なのでお互いどうしても素面では出来ず、仕方ないから夫婦で泥酔して励んだらしい。そうやって無事2人目が生まれてからは、やっぱり一切ない、と。でもお互いに同じ状況なのでこれはまだ良い方で、夫、あるいは妻、どちらか一方にだけその気があるのにどちらか一方にだけ完全にその気がなくなってしまったケースはなおさら深刻だ。2人目が欲しい妻が全然乗り気じゃない夫になんとか頼み込んで事務的にセックス“してもらって”妊娠したという話しも複数人から聞いた。

 

そんなこと分かってると皆さん思うだろうし何より滅多に夫と会わないお前が言うな感が物凄くあるけど、セックスというのは夫婦間の貴重なコミュニケーションなので世の夫婦の皆さんはなんとかコンスタントにやった方が良いと思います。(私が言って本当にすみません)

 

お互いがきちんとした話し合いの上で、噓偽りなく“我々には必要なし”と判断したのであれば、それも1つの夫婦の形ということで問題ないのだろうと思う。しかし別にそういった合意があるわけでもなく、またその後も末永く幸せに暮らしていくことを望んでいるのであれば、日頃のコミュニケーションで補えない不安やお互いの承認欲求を有無を言わさず満たしてくれるセックスはちゃんとやったほうがいい。

 

世の中の多くの夫婦は一緒に暮らしていると思うのでそういう前提で話しを進めるけれども、一緒に暮らしていたらやっぱり段々とお互いが空気のようになって、セックスに至るまでの猛烈な衝動を駆り立てることが難しくなる。だから何となくご無沙汰になる。でもそれを放置しておくのはとても良くないので、ちょっと2人で外に出かけてみるとか、シチュエーション、アプローチなど様々な方面から非日常的な打開策を考えて、根気づよくトライした方がいい。というのも、そのときはまあ別に今更セックスなくてもいいや、なんて思っていたとしても、時間が経つとともに、自分はこの相手と結婚生活を続ける限りこのまま一生セックスしないのだろうかという大きな不安が双方にのしかかってくるのだ。これは単に欲求不満という域を越えて精神状態にとても悪い影響を及ぼす。

具体的には以下のどちらかの悲しい展開を招きかねない。

・お互いに燻らせた挙げ句どちらかが外でガス抜きしてしまい致命傷になる

・抜けないガスを溜め込んで爆発(精神バランスを崩す、など)する

だから、もし夫婦としてハッピーエンドを望む気持ちがあるのであれば、たかがセックスと軽視せず、なんとかコンスタントに発生させる努力した方がいい。

 

特に男性に限って言えば、たとえば子供が生まれた後、もうそろそろいいだろうという頃に1度や2度妻を誘ってみて、とてもそんな気分にはならないと断られ、それで心が折れたのでその後もう一切妻を誘えなくなった、というような悲しい話しも耳にする。しかしこれは世の男性の皆さんが陥りやすい大きな落とし穴だ。男性の皆さんが見た目よりとても繊細なことは分かってる、分かってるけどそこはどうか強い気持ちをもってほしい。というのも、妻という生き物もまた大体が繊細で、そしてシャイでツンデレなのだ。そのときはダメでも、しばらくしてそろそろいいかな、というタイミングがやってくるかもしれない。しかしいざやってきてもなかなか自分からは切り出せない。シャイでツンデレだから。だから夫の皆さんにはなるべく根気強く、不屈の精神でそのタイミングを狙い続けてほしい。なんで男性ばかり、と思うかもしれないけれど、これは何も夫婦間でセックスをして幸せになるためだけに効果的なのではないのだ。私は決して賛成しないけれど、世の中には家庭の外でおふざけする男性も少なからずいる。私は決して賛成しないけれども、社会の仕組みからして男性はそういうことを実行しやすいようにできている。私は決して賛成しないけれども、仮にそういうところで悪さをしていたとしても、「妻を誘い続けている」という事実があるのとないのとでは夫婦間の温度が全然違う。表面だけ取り繕うようなものなので恐らく度が過ぎればいつかメッキははがれるけれど、夫である自分は男性としていつだって妻を求めている、というアピールを欠かさないことは、妻の最低限の承認欲求を満たし情緒を安定させるので、実は外で悪さをする悪い夫にとっても案外メリットが大きいのだ。

 

そうは言っても、もし仮にいかなる打開策も功を奏さず、やる気はあるのにできない場合。そういう場合にはまず自らのその状況が大変不本意であることを誠実に相手に伝えてたほうがいい。その上で、2人で解決に向けて努力した方が良い。もちろん相手の自尊心を傷つける様な言い回しは避けるべきではあるけれど、最近ストレス溜まってるせいかな、体調がおかしいんだ、とかそれらしい理由を考えて、でも物凄く不本意だ、なんとか頑張りたいという部分を強調したほうがいい。

 

結局のところ、セックスをしないことが問題なのではなく、原因も分からないままなんとなく夫婦間でのセックスが減ってしまうこと、ゼロになってしまうことが問題なのだ。

誰しも飽きる、そして老いる。愛情が冷めてしまったのではという不安、自分に最早性的な魅力がなくなってしまったのではという不安は放置しておけば大きな火種になる。

 

少しでも夫婦間のセックスについて思うところのある人は、ぜひひとつ腹を割ってパートナーと話し合いをもってみてはどうだろう。したいのか、したくないのか。したくない場合には外注はありなのか、なしなのか、ない場合にはどういった代替案があるのか……いや冗談みたいだけどこれについても真剣に考えた方がいい。で、こういった話し合いを通じて、最終的には自分たち夫婦が今後、お互いをどういう形で尊重し合っていくかという見解を一致させることが大事なのではないかと思う。

 

みなさんが夫婦として、家族として、いつも晴れ晴れとした気持ちでパートナーと向き合えることを願って。

 

全然知らない夫の性的嗜好をインターネットのまとめサイトで知る私からは以上です。

 

※冒頭で紹介した岡田育さんのコラムの内容からは大きく本筋がずれましたが素晴らしいコラムなので未読の方はぜひご一読ください。

嫁は萌えているか?――いつか誰かに聞いた結婚の話 (10) 不躾なモテない質問、美しく燃える銛の女 | マイナビニュース

 

 

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 ところでこれは今日こねた食パンのパン生地。

ものすごく滑らかに仕上がり、膨らみも素晴らしかった。

 

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美味しい食パンに焼きあがった。