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臆することなく委ねる勇気

大人の生活
自分が相手にどう評価されるか、好かれるか嫌われるかは結局のところ相手の問題であって、自分が心を開いた相手にはただ全力で委ねるしかない。
頭では分かっててもやっぱり嫌われたくないし、できれば良く思われたい。だからこそ対人関係においては探り探りのジャブを入れる。いつか勇気を出してストレートを打ち込まなければ試合にならずに終わるか力不足で惨敗するかどちらかなのに、ジャブに次ぐジャブ。臆病者でいる限り、延々と続くジャブ。自分への自信のなさもそんな情けない試合の一因だから、自分に自信を持てるように頑張るぞっていうのも実は解決策ではなくて、結局自己評価なんて主観的な評価は相手には全然関係のないものなので、そもそも相手との関係の中に持ち出すことがお門違いなのだ。私は私なので後はあなたにお任せします、が出来るかどうか。いい試合が出来るか出来ないかはただそこに尽きる。
 
先日、友人のデザイナー鷺森あぐりちゃん率いるファッションブランド、AGURI SAGIMORI アグリ サギモリ'14-'15A/W collection展示会に行ってきた。
彼女と知り合ったきっかけは、昔から私のブログを読んでくれていたという彼女が、共通の知人を通じて連絡をくれたこと。話しをする中で、彼女が私と私の書いたものをとても信頼してくれているのがわかった。と同時に、だからこそ、私が彼女を理解するということにもまた、彼女は何ら疑いを持っていないのだなと感じた。“私はあなたを信頼してる、だからあなたが私を理解してくれるということも完全に信じてます”もちろん口には出さないまでも、こんな風にただ無条件に信頼されたら、嬉しくならないはずがない。こちらもすぐに、下手に保険をかけたり、探りを入れるのはやめて、ノーガードで向き合わなければと思わされた。
卑屈になったり、媚びたりしなくても、「相手を信頼している自分」を、ただ臆することなく相手に委ねるだけで「私」と「あなた」との間にはこんなにもシンプルな関係が成立するのだ。必要なのは潔く委ねる勇気。勇敢な彼女はとても魅力的だ。
 
そんな彼女の今季の服のテーマは、「"I'll make you mine"-私があなたを捕まえる-」
「あなた」に向かって手を伸ばすのでなく、静かに「私」の世界を広げることであなたを捕まえようとしている、そんなイメージ。すごく彼女らしい。
 
'14-'15A/W collection
"I'll make you mine"-私があなたを捕まえる-
 
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…で、例によってこれが先日焼いたパン。
 
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イーストでクッペ。クッペの成形難しい。