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数字を信用しなかったこと73%くらい反省してる

これまで、この家に引っ越したときに友人から譲り受けた2ドアの冷蔵庫を使っていたのだけど、諸事情でそれを友人に返すことになった。そこでこれを機に、新しい、ちょっと大きめの3ドアの冷蔵庫を買うことにしたのだ。
ちょっと大きめとは言っても、うちの狭い台所に置ける大きさなのでそんなに大きいのは無理だ。ましてや冷蔵庫置き場は階段の下にあるため、冷蔵庫の幅によって設置可能な冷蔵庫の高さが変わってくる。
幅が54cmであれば高さ160cmまで。
幅が60cmであれば高さ150cmまで。 
つまりこういうことだ。

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幅60cm以下で3ドアの冷蔵庫というと結構種類が限られてくる上に、引越しシーズンに入っているので在庫も少ない。まずは家電量販店に電話で感触を探った段階では、在庫があれば明日にも届けますよと言うので私はそれをすっかり信じて、今ある冷蔵庫を友人に返す日の3日前に電気屋さんに行った。そして在庫のなさに愕然とした。当初ネットで調べて目星をつけていたものなんて、扱いはあるにはあるが、発送までに1ヶ月かかるとのこと。

冷蔵庫が1ヶ月ない状況、しのげるかと考えてみたけれどやはりちょっと難しかった。そろそろ暖かくなってくるし、冷凍しているフランスパン用のパン種の発酵が進んでしまう。そこで、他に似たようなサイズですぐに届くものはありませんかと電気屋さんに尋ねると、これですかね、といって別の3ドアの冷蔵庫をおすすめされた。下手に飾らない潔い白の、シンプルなデザイン。いいじゃないかと思った。ただ、いかんせん幅が60cm、高さが170cmだった。良く考えると冷蔵庫置き場に全然入らない。全然、入らない。今ならそのことがはっきりとわかるのだけど、そもそも私は数字をあまり信用していないところがあって、つまり、数字ではそうかもしれないけどなんとかしたらどうにかなるだろうと思い、買ってしまったのだ。トントン拍子で2日後に届くことになった。冷蔵庫問題は深刻だったので、ようやく決まって、とてもいい気分だった。

翌々日の朝、やっぱりなんとなく不安になって、もう一度冷蔵庫置き場を採寸した。そこで、どう測っても入らないことがやっと分かって、絶望した。午後には絶対に入らない冷蔵庫が届けられてしまうし、明日になれば今ある冷蔵庫は元の持ち主のもとに引き取られてしまう。何度も何度も採寸して電気屋に行ったはずなのに、どうして数字を信用しないで冷蔵庫置き場に入らない冷蔵庫を選んでしまったのか、さすがに31歳の自分を見失った。いま冷蔵庫の中に入っているバターは一体どうすればいいのか、途方に暮れた。正直、階段下の部分をちょっとだけカンナか彫刻刀か何かで削れないかとも考えた。しかしこればかりは最早どうしようもなかった。電気屋の10時の開店とともにキャンセルをお願いする電話をして、お店に行って深くお詫びをして払い戻してもらった。

その後、探しに探して、今度はちゃんと階段下に収まるサイズの、見た目もよくて、謎に302ℓも入る冷蔵庫(在庫あり)と出会った。(2ドアだったけれども問題なし)

三菱電機 MR-D30W-W

三菱電機 MR-D30W-W


なんとその日に届けてくれるというので、冷蔵庫問題はこれでやっと解決したのだった。

今回のことで、やはり数字はある程度信用しなければならないということを学んだ。冷蔵庫など、カチカチに堅いものはどうにもならない。そういうこともあるのだ。深く反省した。

だけど堅くないものの場合はそうとも限らない。数字か直感かの2択になった場合、このとき、この場所で、こういうタイミングで出会った、という一連の物語が自分の中でしっくりきて、合点がいったら、どんな数字より直感だ。今まで生きてきた中で色んなことがあったけれど、たまに落ち込みこそすれ、結果的に後悔で終わったことは一度もなかった。だから数字はある程度は信じるけど完全には頼らない。我ながらあまりにも仕事が出来なそうだなあと思うけど、最後にはなんとかちょうどいい冷蔵庫も見つかって帳尻合ったんだから、まあいいか、と思う。


ところでこれは今日焼いたパン。

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レーズン、いちじく、くるみのカンパーニュ。中種というものを使ってみたけれどまだ、まだ修行が必要だ。