お母さんの鋼の心。

ららぽーと豊洲にお買い物に行った帰り道、首都高の分岐を間違えて道に迷いました。

 

見えるはずのないスカイツリーが思いがけずどーんと正面に現れたときは、ヒョ〜!ラッキー!と子供達と歓喜の声を上げたりして(何しろわたしはスカイツリーが大好きなので!)、大興奮で迷子を楽しんでいたものの、とりあえず家に帰らねば、高速を降りねばと、枝川というところで降りてみたら、全く土地勘のない夜の工業地帯に迷い込んで、胸がひゅうっとしてきました。いくら信用できないカーナビでも、あきらめずに付き合っていれば多分いつか家に連れて帰ってくれるって分かっているんだけど、人の気配もなく、灯りも少ない見知らぬ町で車を走らせていると、だんだん心細くなってきて。後部座席の子供達が、無邪気にマジカルバナナで遊んでる声を聞いていると、余計に我が家が遠く、遠くに感じて。

 

個人としてのわたしは本来、世間知らずで、現在も修行中の身であり、依存心も強く、足りない部分ばかりの人間なのに、お母さんという立場になると嫌が応でも無敵にならねばなりません。少なくともわたしの両親は、そんな風に無敵のお父さんとお母さんで、わたしを強い安心感の下で育ててくれたので、わたしも子供達にとってそんなお母さんでありたいと思ってきたけれど、自分が親になってみると、どんなところに住んでいても、どんな仕事をしていても、誰と暮らしていても、ただ生きているだけで、毎日、何かしら起きて、浮いたり沈んだりして、それが当たり前というものなのだから、無敵だと思っていた両親も、本当はさまざまな個人としての弱さを隠して、わたしの前で無敵であってくれたのだなあと実感します。

わたしもそうならなくては、と思います。

 

。。。ところで、近く息子がホームページを作るそうで。

わたしがお勉強用に買った「漫画で分かるwebマーケティング」みたいな本を、いつの間にか(わたしより先に)読み込んでおり、SEO対策まで考えているのでたいへん期待しています。

 

1日も早く、息子のアフェリエイト収入で生活できますように!!!